・CD2枚付 頭のいい子が育つ 英語のうた45選
新星出版社編集部(編集)
脳科学者の茂木健一郎さんが推薦しているという帯付きで、さらに「頭のいい子が育つ」と書かれていると猛烈に惹かれる気持ちもありつつ、なんだかむず痒い感じもします。
しかし、タイトルに怯むなかれ。
これは私の導入した幼児向け英語の教材の中で最も大人も一緒に楽しめます。
なぜならCD-1はミュージカルの有名曲が多く、切り離せる歌詞が載った本が付いてきます。
そうなると、こどもそっちのけで歌っちゃいますよね。
歌いました、私も。
すると、やっぱり親が楽しんでいるとこどもも真似して歌います。
夫には失笑されましたが、結果的には良かったのではないかなと思います。
そして、こどもがミュージカルソングを感情を込めたりノリノリで歌っているのはただただ可愛いです。
また、CD-2には海外童謡も多く収録されているので、単語を覚えたり簡単な日常会話に応用が出来たりと楽しく歌っている間に英語が覚えられます。
こちらには歌詞が載った本の他に、歌ごとに素敵な絵と簡単な単語や歌のメインの文章が抜粋して載せてある絵本が付いてきます。
これのおかげで、ただ音楽を聴くだけでなく視覚からの刺激にもなり飽きずに楽しめるようです。
娘も息子も歌詞が分からなくても絵から歌の意味や雰囲気を感じ取っているようです。
こどもから大人まで楽しめるこの本(CD?分類は謎ですが)、とってもおすすめです。
それから、こちらは変化球の絵本です。
・だるまちゃんとかみなりちゃん―It's a funny funny day (CDと絵本)
加古里子(著),Anita Teeter(原著)
だるまちゃんシリーズ絵本の英語版です。
我が家に私と妹がこどもの頃に読んでいた、【だるまちゃんとてんぐちゃん】の絵本があり、娘と息子もだるまちゃんに親しみがあったので本屋さんで購入しました。
物語は全て英語で書かれていますが、CDの方は英語→日本語、と一文ずつ両方の言語で物語が進みます。
これは大人は絵本とCDの読み上げをリンクさせてじっくり聞いていられるのですが、我が家の娘と息子には少し難しかったようです。
絵本1ページにかかる読み上げの時間が長く、ページをめくるのを待っていられないです。
そして、歌とは違い読み上げなので真似をするのも難しいようです。
それでも時々CDを流すと数分は楽しそうに絵本を見ながら聞いています。
すぐに飽きちゃうんですけども。
これは幼児向きではなかったようですが、今後活躍してくれることを期待しています。